陰圧クリーンブース「MIU-LITE」導入
同院では、新型コロナウィルス対策として、これまで外来患者の発熱外来をドライブスルー形式にて屋外で実施されてきましたが、毎回の防護服着脱や院内感染リスクの防止を徹底するために、日立グローバルライフソリューションズ(株)社製、簡易陰圧クリーンルームMIU-LITEを導入されました。
同院に関わる全ての方が安心して受診や働けるよう、感染症が疑われる方専用の「発熱外来」を駐車場に設置されました。
新型コロナウイルス感染症のみならず、今後も周期的に発生することが予想される新規感染症にも対応できるように感染症隔離用陰圧室に準じた性能となっています。
これにより、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症のPCRや抗原検査等にも安全に対応する事が可能です。
同医院の発熱等外来の特徴
1.独立した出入口・診察室
一般来院者とは空間的に完全分離された発熱外来が可能になっており、また、診察室内も受診者と医療従事者の出入り口を分離する事で感染対策がなされている。
2.感染症隔離用陰圧室のCDCガイドラインに準拠
1時間に15回以上、診察室の空気が入れ替わり、2重のHEPAフィルターを通した排気は、外の環境汚染にも十分配慮されている。発熱外来用ブース内は、空気圧差を―5パスカル以下に維持することができる陰圧部屋となっている。(CDCガイドライン:換気回数12回毎時以上、空気圧差―2.5パスカル以下)
3.医療従事者と受診者との分離
医療従事者側と受診者側の空間はカーテンで仕切られており、間仕切りの開口部を通して診察や検査を行う。また、仕切り開口部の空気は常に医療従事者側から受診者側へ流れ、医療従事者の安全も確保している。
MIU-LITEに関しましては、当社ホームページの、お問い合わせ 又は、本社 029-875-9330 (営業部)までお問い合わせ下さい。